吉崎御坊とは

吉崎御坊(よしざきごぼう)とは、かつて越前国吉崎(現在の福井県あわら市吉崎)にあった仏教の聞法道場です。

文明3年(1471年)、浄土真宗の8代目・蓮如上人(れんにょしょうにん)の時代に建立されました。

吉崎御坊の建立

吉崎御坊(福井県あわら市)は、蓮如上人が57歳の時に建立され、親鸞聖人の教えを聞き求める全国の参詣者であふれるようになりました。

そのため「多屋(たや)」と呼ばれる参詣者の宿泊施設が数多く建てられました。

多屋には「法敬房」「空善房」「本光房」など、蓮如上人のお弟子の名前がつけられ、参詣者の宿泊の世話をしながら、互いに仏法を語り合う所となったのです。

こうして吉崎御坊には、北陸、近畿、東海はもちろん、遠く関東、東北からも蓮如上人を慕う人々が、続々と参詣するようになり、虎や狼がすむといわれた、さびれた北陸の一漁村が、あっという間に一大仏法都市に変貌を遂げたのです。

浄土真宗親鸞会 吉崎御坊

蓮如上人の吉崎御坊跡から徒歩10分。
福井と石川の県境に、浄土真宗親鸞会の吉崎御坊(よしざきごぼう)があります。

広さ約410坪。銘木がふんだんに使われた建物から北潟湖を望む景観は抜群です。映画『なぜ生きる―蓮如上人と吉崎炎上』の舞台でもある吉崎は、連日、蓮如上人を慕う人が各地から訪れ、にぎわいを見せています。

講堂

加賀地方に伝わる紅い壁が美しい講堂。南無阿弥陀仏の御名号を本尊にご安置したお仏壇の上には「平生業成(へいぜいごうじょう)」の大額が掲げられています。

ラウンジ

ラウンジの窓を開け放すと、北潟湖と鹿島の森の絶景が飛び込んできます。湖からの風が心地よく、いつまでも眺めていたい心安らぐ空間です。

いろりの間

情趣あふれるいろりの間。淹れたての珈琲を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

四季折々の景色が楽しめる館内

浄土真宗親鸞会 吉崎御坊では、季節ごとの様々な表情をご覧いただくことができます。

福井の宝石・笏谷石の石塀

吉崎御坊の石垣には、笏谷石が使われています。

水に濡れると深い青色に変化するところから、別名「越前青石」とも呼ばれ、その美しさは、福井の宝石と称賛され、織田信長にも献上していた銘石です。

残念ながら今は採掘していません。その貴重な笏谷石の石塀は圧巻です。

庭師の手掛けた庭園

吉崎御坊の庭は、加賀温泉の庭師が手掛け、四季折々に珍しい花々が咲き、どの季節でも見ごたえがあります。

また、存在感を放っている大きな岩の数々は、今は採掘禁止となった九頭竜川上流のものです。

吉崎御坊コンシェルジュ

田谷明美

風光明媚、500年の歴史ある吉崎御坊、国定公園に指定された湖沿で、自家焙煎した香り高いコーヒーに、法味を添えて、全国にお届けしています。

インタビュー

アクセス

所在地:福井県あわら市吉崎2丁目1002

(お車でお越しの場合)
北陸自動車道金津ICから車で20分

(電車でお越しの場合)
北陸本線「大聖寺駅」から加賀周遊バスCANBUS約17分「吉崎御坊蓮如上人記念館」下車